【極論】従来の住宅で月に住めるのか?プロ建築士が本気で検証してみた!

建築コラム

どうも。建築士まるたろうです。
今回は 「もしも今ある家で月に住んだら?」 という 超極論 を本気で検証してみます。
「そんなの無理に決まってる!」と思いましたか?確かにそうかもしれません。でも、もしかしたら 「意外といける?」 なんてこともあるかも……。

果たして、日本の住宅は月面でも生活可能なのか!?
小学生でもワクワクするように、徹底的に掘り下げてみます!


1. 月に家を建てるってどんな問題があるの?

まず、「普通の家が月で暮らせるか」を考える前に、月の環境がどれほど厳しいか を整理しましょう。

🌑 月の環境ってどんな感じ?

項目地球(日本)
気温約15℃(平均)昼は130℃、夜は-170℃!
空気あり(酸素21%)なし!呼吸できない!
重力9.8m/s²約1/6(ジャンプ6倍)!
放射線地球の大気が防ぐ直接降り注ぐ!ヤバい!
流星大気圏で燃える直撃!穴あく!

……もう ヤバい しか言えませんね。
月では 呼吸すらできない し、日なたでは鉄が溶けるレベルの暑さ、夜は冷凍庫より寒い。

こんな場所に普通の日本の家をポンと置いたら……秒で崩壊 です。

🚀 でも、もし月の問題を乗り越えたら?

もしも 「空気がある」「気温が安定してる」 という仮定なら、地球の家でもいけるんじゃないか?
そんな前提で、具体的に検証してみましょう!


2. 【極論】従来の住宅で月面生活は可能なのか!?

🏠 【検証①】日本の住宅の壁は月の気温差に耐えられる?

日本の家は、基本的に 「夏は涼しく、冬は暖かく」 を目指して設計されています。でも月ではそんなレベルの話じゃありません。

例えば、 断熱性能が高いと言われる「ZEH(ゼッチ)」の家 でも、マイナス170℃の世界では役に立ちません
仮に断熱材を1mくらい分厚くしても、寒さを完全に防ぐのは難しいでしょう。

【結論】家の壁はもっとゴツくしないと無理!

月仕様にするなら、コンクリート3mくらいの厚さが必要


💨 【検証②】空気がない問題は窓を開けなければOK?

「家の中に空気を閉じ込めておけばいけるんじゃない?」と思うかもしれません。
しかし、日本の家は基本的に 「隙間がある」 ので、すぐに空気が漏れて死にます

月で住むなら、完全密閉 しないといけません。
でも、日本の住宅メーカーで「完全密閉の家」を作るところは…… ない

【結論】地球の家は空気を閉じ込めるには向かない!

宇宙ステーションみたいに、気密性バツグンの設計が必要


💥 【検証③】流星が降ってくる!屋根は大丈夫?

月では、小さい隕石(マイクロメテオロイド)が 時速3万km で飛んできます。
こんなものが当たったら…… 日本の家の屋根なんて一発で貫通 します。

では コンクリートの家 ならどうでしょう?
コンクリートは意外と丈夫ですが、流星が直撃すると大きな穴が空く 可能性が高いです。

【結論】普通の家の屋根じゃ無理!

屋根は鉄板+コンクリートでガッチガチに固める必要あり


☀️ 【検証④】太陽の放射線でやられる?

月には 「大気」がない ので、地球なら防げる太陽の放射線が 直撃 します。
長時間さらされると、ガンのリスクが爆上がり!

地球の家には、放射線対策なんて ほぼゼロ です。
放射線を防ぐには 鉛やコンクリートの厚い壁 が必要なので、日本の家のままでは防げません。

【結論】放射線対策ゼロの家では住めない!

地下に家を作るのがベスト!?


3. 【衝撃の結論】日本の家で月に住めるのか?

ここまでの検証をまとめると……

問題点日本の住宅の対応力必要な改造
気温差断熱材が足りないコンクリート3m
空気密閉できない宇宙船並みの気密性
隕石屋根が貫通する鉄+コンクリート
放射線防げない地下に住むのが◎

結論:日本の住宅のままでは100%無理!
ただし……

  • 超厚いコンクリートで家を作る
  • 完全密閉して空気を確保する
  • 屋根を頑丈にする
  • 地下に住む!

こうすれば、もしかしたら 「月仕様の家」 が作れるかも……?


4. 【未来予想】実際に月に住む日は来るのか?

NASAやSpaceXが月面基地の計画を進めています。
【参考】→ NASAのアルテミス計画

もしこの計画が成功すれば、私たちが月に住む時代が来るかもしれません!
そのとき、日本の住宅メーカーも 「月仕様の家」 を開発するかも!?

あなたなら、月に住むとしたらどんな家を建てたいですか?
「地下ハウス?」「ドーム型の未来住宅?」
ぜひ想像してみてください!

もしかしたら、未来の建築士は月の家を設計するのが仕事になるかもしれません……!

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