【驚愕】家の中に雪が降る？断熱材がないとどうなるのか徹底解説！

どうも。建築士のまるたろうです。
今回は 「断熱材って本当に必要なの？」 という疑問にズバリお答えします！

最近、高気密！高断熱！の住宅はやっていますね。

すごく私事ですが、最近マンションの購入を考えておりまして内見に行きました。
現在住んでいるところは築40年近くなのですがとにかく冬寒い！夏暑い！という感じなのですが築20年くらいの家は冬暖かくしかも静か…大感動です！
建築に携わっている私でも実体験としていい経験になりました。

家を建てるとき、多くの人が「デザイン」や「間取り」にはこだわるものの、意外と 「断熱」 には無頓着だったりします。でも、断熱材の有無で 快適さ、健康、光熱費、さらには家の寿命 まで大きく変わるんです。

この記事では、

などを 小学生でもワクワクしながら読めるように 解説していきます！
では早速、いってみましょう！

1. そもそも断熱材って何をするの？

断熱材は、家の 壁・床・天井 に入れる「見えないヒーロー」。
その役割はズバリ 「熱の移動を防ぐこと」 です！

たとえば、こんな実験をしてみましょう。

👉 氷を アルミの板 の上に置く
👉 もう一つの氷を 発泡スチロール の上に置く

どちらが早く溶けると思いますか？

正解は アルミの上の氷がすぐに溶ける！
これはアルミが 熱をすぐに伝える（断熱性が低い） からです。

一方、発泡スチロールは熱を伝えにくいので、氷は長持ちします。
家の壁に断熱材を入れることで、 夏は涼しく、冬は暖かい家 を作れるんですね！

もし家に断熱材がなかったら、どんなことが起こるのでしょうか？

驚くことに、 断熱のない家では、天井から水滴（結露）がポタポタ落ちることがあります！

これは、外が寒いのに室内が暖かいと、天井の表面で空気中の水分が冷えて 「結露」 になるからです。
特に 古い木造住宅 では、これがひどくなると 「室内で霜ができる」「雪のような霜が天井から落ちてくる」 なんてことも……！

これは北海道や東北の古い家で実際にあった現象で、まるで「家の中に雪が降る」状態。
現代ではほとんどの家が断熱されているので、こうした光景は少なくなりましたが、 断熱のない家は、外と同じように寒くなる のです！

夏に冷房を入れると、家の中の湿気が壁の中で結露し、見えないところでカビが発生 することも。
特に木造住宅では、このカビが原因で 柱が腐る こともあり、最悪の場合 シロアリ が発生し、家がボロボロに……！

こうなると、家の価値も下がるし、最悪の場合 住めなくなる ことも。
まさに「断熱ナシ＝家が早くダメになる」状態なんですね。

ここまで「断熱材は必要！」と話してきましたが、実は 間違った使い方をすると逆効果 になることもあります。

日本の家は 湿気が多い のが特徴。
だからこそ、 「気密性」 と 「換気」 が超重要！

例えば…

つまり、 ただ断熱材を入れればOKではなく、気密性と換気もセットで考えないといけない のです。

実際、 昔の日本の家（木造） は「断熱材ゼロ」でも、隙間風が通ることでカビが少なかったんです！
これはこれで 「通気性がある方がいいのでは？」 という賛否両論の議論もありますね。

👉 現代の家は「断熱×気密×換気」のバランスが命！

最後に、未来の断熱技術についてワクワクする話をしましょう！

最近、「透明な断熱材」 の研究が進んでいます。
これが実現すれば…

✅ 窓ガラスそのものが断熱材になる
✅ 太陽の光を取り入れながら、熱を逃がさない

例えば、「エアロゲル」という素材は ガラスのように透明で、空気の30倍も断熱効果がある んです！
参考リンク → エアロゲルによるエレクトロニクスの熱| 日本ゴア

この記事では、断熱材の重要性についてお話しました。

✔ 断熱材がないと 家の中に雪が降る！？
✔ 断熱がないと 家がカビだらけになる！
✔ でも、間違った断熱は 逆効果になることも！
✔ 未来の断熱は 「透明な断熱材」の時代が来る！？

さて、ここで あえて皆さんに疑問を投げかけます。

✅ 「断熱なし」でも、昔の家のように自然と通気性をよくすれば問題ないのでは？
✅ 断熱を徹底した今の家は「湿気がこもりやすい」という問題を抱えているのでは？

あなたは 「断熱は必要派？」それとも「なくてもいい派？」
ぜひコメントで意見を聞かせてください！

それでは、また次回の記事でお会いしましょう！