どうも。建築士まるたろうです。
家族が暮らす家最小限にしたらどれくらいなんだろうとふと思っちゃいました。
今回はどれだけの広さがあれば暮らすことができるのか…延いては狭小住宅の可能性を考えたい!
はじめに:4人家族が狭小住宅で暮らすのは無理?
「家は広い方がいい」「狭いとストレスがたまる」そんな常識に挑戦してみませんか?もし、家の広さがたったの10㎡(約6畳)しかなかったら?4人家族がそこで生活できるのか?
「そんなの無理!」と思う人も多いでしょう。でも、世界には驚くほど狭い家で生活している人たちがいるのです。例えば…
- 香港のナノフラット(最小11.9㎡!) hongkong-bs.com
- 東京のシェアハウス型極小住宅(一人あたり3㎡!)
- キャンピングカー生活者(車の中で家族4人!)
では、日本の都市部で「狭小住宅」に4人家族が住めるのか?極論を交えて検証します!
1. 狭小住宅の最小限は何㎡?
法律的に「家」として認められる最低面積
日本の建築基準法では、住居として必要な最低限の床面積の規定はありません。しかし、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の基準では、以下のような目安があります。
- 単身者向け住宅:25㎡以上
- 4人家族:50〜70㎡(ただし、これは理想値)
世界の「最小限住宅」事情
日本より厳しい環境でも、人々は暮らしています。
- 香港の「ナノフラット」:最小で11.9㎡の住宅が存在します。 hongkong-bs.com
- アメリカの「タイニーハウス」:10㎡~20㎡で家族が暮らしている!
- ヨーロッパのミニマムハウス:15㎡でも快適な設計
では、日本の都市部で極限まで小さな家に4人家族が住むとしたら、最小限の面積は?
2. もし10㎡しかなかったら?— 極小住宅のシミュレーション
(1) 必要な生活スペースの割り振り
- 寝る場所(ロフト or 二段ベッド): 3㎡
- キッチン(最低限の調理スペース): 1.5㎡
- トイレ & 風呂(シャワーのみ): 2㎡
- 収納 & リビングスペース: 3.5㎡
→ 合計 10㎡!
(2) 家具の工夫で広く使う!
- 折りたたみベッド → 壁に収納
- テーブル → 床に収納可能な掘りごたつ式
- キッチン → 壁に設置してスライド式に展開
- お風呂 → 共同シャワールーム(家に設置しない)
ここまでくると、まるで宇宙船の生活に近い…!?
3. 実際に4人家族が狭小住宅で生活している事例
事例①:東京・押上の3階建て狭小住宅(15㎡)
- 3階建てだが床面積は15㎡しかない!
- 1階 → 玄関 & シャワー
- 2階 → キッチン & ダイニング
- 3階 → 寝室(家族4人が2段ベッドで就寝)
驚きポイント:「子供たちは秘密基地みたいで楽しい!」と喜んでいる
事例②:香港の「ナノアパート」(11.9㎡)
- 家族4人が**たったの11.9㎡**に住んでいる
- トイレとシャワーが一体型
- ベッドは壁に収納され、昼間はリビングに変身
驚きポイント:「意外と狭くても快適!」
4. 極論!4人家族が1部屋(6畳)で暮らすなら?
「6畳に4人で住めるのか?」という極論を考えてみましょう。
可能性①:日本の昔ながらの長屋スタイル
- 江戸時代の長屋では、6畳に家族が住んでいた
- 現代版にすれば、ロフト + 収納式家具で実現可能?
可能性②:キャンピングカー生活を参考にする
- キャンピングカーなら6畳以下でも家族4人が暮らしている
- シャワー、トイレ、キッチンが超コンパクト化されている
つまり、「狭いけど住める!」ということ!
5. では、実際に住みたいか?【賛否両論】
◎ 賛成派の意見
- 「コンパクトな生活はお金がかからない!」
- 「片付けが楽!」
- 「家族が密着してコミュニケーションが増える!」
✖ 反対派の意見
- 「プライバシーがない!」
- 「物が増えるとすぐにカオス!」
- 「ストレスがたまりやすい!」
あなたはどっち派?
6. まとめ:狭小住宅で4人暮らしは可能か?
結論:極限まで工夫すれば可能!
- 収納式家具 & 多機能スペースを活用すれば6畳でも可能!
- 世界には10㎡以下で家族が暮らしている事例も多数!
- 住めるかどうかより、楽しめるかどうかが重要!
あなたは、6畳で家族4人の生活、できると思いますか?
もし、あなたが「やってみたい!」と思ったら…極小住宅にチャレンジするのも面白いかも!?
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